庭園デザイン
建築と自然の、美しい調和。
「外構」から「景観」へ
日本の住宅設計において、庭は建物の残余スペース(余った場所)ではありません。建築の設計図が引かれる時、同時に庭の構想も始まらなければなりません。
私たちは、建築家の意図を深く理解し、建物の水平垂直のラインと、自然が持つ有機的な曲線をいかに調和させるかを追求します。窓というフレームを通して切り取られる景色を一幅の絵画のように仕立てます。
構成要素
石(Ishi)
庭の骨格を決定づける石組み。景石の据え方一つで、空間に緊張感や動感が生まれます。私たちは全国の採石場に足を運び、表情豊かな銘石を厳選しています。
水(Mizu)
生命の源であり、動きと音をもたらす要素。つくばい、滝組、あるいは水を使わずに水流を表現する枯山水(かれさんすい)の手法により、精神的な潤いを創出します。
植栽(Shokusai)
主木、添景樹、下草の階層構造により、森のような奥行きを作ります。常緑樹で空間の輪郭を保ちつつ、落葉樹で季節の移ろいを表現します。
光と影(Hikari to Kage)
木漏れ日の揺らぎ、夜間の照明計画。素材のテクスチャーを浮かび上がらせる光と、奥行きを深める影のコントラストを計算し尽くします。